ニューオリンズならではの習慣のひとつに”セカンドライン”があります。
ブラスバンドが演奏し、それに続いて踊ったり打楽器を鳴らしたりしながら街中を練り歩くものです。
時には複数のバンドが登場し、向かい合って音をぶつけ合う事もしばしば起こります。

一方レゲエミュージックにも欠かせないカルチャーとして、決まった時間で交互に音楽をかけ、どちらのサウンドが盛り上がったかを競い合う”サウンドクラッシュ”というものがあります。

この2つの文化を混ぜ合わせてブラスバンドでやったらどうなるだろうか?
大阪城音楽堂の大きなステージを有効に使用し、2つに分けてブラスバンドが交互に演奏をしてみようというのがBLITZ FESTのブラスバンドクラッシュです。
ブラスバンド祭り!というコンセプトのもと、ニューオリンズスタイルブラスバンドがたくさん集まるBLITZ FESTだからこそできる新しい試み。

その場の雰囲気に合わせてより盛り上がる選曲だったり、お互いの曲に刺激を受け、”そっちがそうくるならこっちはこれで” ”そうきましたかぁ、じゃぁこっちも乗っかるで”的な音楽での会話が繰り広げられることでしょう。
会場にいる人しか感じることの出来ない即興の面白さにわくわくしますよ!